ワラビーズのスキッパー、スリッパーが契約延長でライオンズが注目
[シドニー 9日 ロイター] - ワラビーズの主将ジェームズ・スリッパーは、2025年のブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズの第2シリーズに出場するため、ラグビーオーストラリアとの契約をさらに2年間延長した。
目標を達成すれば、テスト回数127回のプロップはスティーブン・ムーア(129回)とジョージ・グレーガン(139回)を抜き、オーストラリアの最多キャップ選手リストのトップに浮上することになりそうだ。
「タンクにガソリンが入っていればいいのですが」と34歳の彼は金曜日、キャンベラで記者団に語った。
「ライオンズまで契約するつもりだが、それ以降は何もない。もし別のライオンズシリーズでプレーする機会があれば、それはとても大きなことになるだろう。2013年のシリーズはとても楽しかったからだ」
「これは我が国のラグビーにとって非常に大きな機会であり、それに参加する機会を得られるのは非常に大きなことだろう。」
フロントローの両サイドでプレーできるスリッパーは、2013年のシリーズでライオンズがオーストラリアを2-1で破った際、3回のテストすべてにベンチから出場した。
クイーンズランド州出身の彼は昨シーズン、ラグビーチャンピオンシップ前夜にマイケル・フーパー監督がチームから退いた際に、今は退任したコーチのデイブ・レニー氏からワラビーズのキャプテンの座を引き渡された。
1月にレニーに代わって就任したエディー・ジョーンズは、誰がワラビーズを今年のフランスワールドカップに導くかまだ発表していないが、スリッパーがチームに不可欠な要素であると考えていることは明らかだ。
「ジェームズはワラビーであることの意味を体現するワールドクラスの小道具だ」とジョーンズはニュースリリースで述べた。
「彼はグループ内で強力なリーダーであり、今後のチームにとって重要な人物だ」 2018年にコカイン検査で陽性反応が出た。
その後、スリッパーは南のACTブランビーズに移り、そこでキャリアの復活に着手した。
「私は忠実な男で、ブランビーズは私に多大な信頼を示してくれたので、それに報いることができてとてもうれしい」と彼は語った。
「キャンベラは今、私にとって故郷であり、自分のラグビーを愛しています。」
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